カプチーノ

誰よりも あたしをちゃんと見透かして
口の悪さや強がりは 精一杯 の証拠だって

カプチーノ / 椎名林檎
新小岩のファミレスで母とお茶をした
母はもうすっかり母親さをなくした
順調に老いていってる
白髪も増え、体型も変わり、閉経したという
母は昔から言ってた
「月経があるうちは女」と

だからわたしに閉経したと言った時の顔は
物凄く寂しそうで、ただの老婆のようだった

母はいつも「女の生き方」を教えてくれる。

今日は、自分が愛するより愛される男と付き合った方が幸せに近づく理由を教えてくれた。まるでセミナーみたいだよね

わたしは異性から好かれると引いてしまうタイプだ、自分に自信がないからなのか「自分を好きになるひとなんてきっと普通じゃない」と思ってしまったりする。
あと異性から甘えられるのもあまり好きではなくて、甘えられると異性として見れなくなってしまう。そんなようなことを話すと、母は

「まず、ほとんどの男は甘えん坊。母から生まれ、母の乳を吸って生きて育ったんだから甘え坊じゃない男なんていない。女が甘えん坊の方が少ない。
そして、愛すより愛された方がいい。女の方が強く愛したら、男が死ぬとき生きていけなくなるし、男がどうせこいつは俺に惚れてるんだ!と調子に乗って浮気したりする、だから自分が愛される恋愛の方が成功する。絶対に女が上に立った方がいい、何故ならば自分の言うことを聞いてくれるから」と熱く語った。

「そもそも彼女の意見も聞かず、一方的な男と付き合っちゃだめだ。こっちがいやなことを無視して平気でするひとは、尊重していないし、愛してもらってない。愛してくれない人にこだわる必要はない!そんな人とはこっちから切っちゃえばいいし、引きずる必要もない。自分の幸せは自分で選べ」と続いて言った

とんでもないセミナーがファミレスで開催されたなと思いながら聞いたけど、どの話も納得してしまった

男と違って、女の傷は芸術じゃない
男は傷付けば傷付くほど
良いラブソング書けるけど
女の傷を見て喜ぶのは男だけ

女の芸術は戦う姿
戦いこそが芸術

だから今日もわたしはタフに生きる!

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