君と夢を語り合うのは

座席につけるか否かに全力で
一喜一憂する通勤電車の中
レールの傾斜に合わせて
コロコロ転がりつづける血走った眼球は
女子高校生が熱心にうち込んでいる
メールをのぞき見る
ギュウギュウ詰めの火薬は ツマ先が
チョコンとぶつかっただけで
簡単に大爆発を起こし、飛び散る花火は
凝固しかかった血液のような、
限りなくがんじがらめに近い色彩だ…

なぁ、友よ、" 夢 "っていう言葉は
きっとあきらめた人が
発明したんだろう
ならば、友よ、死ぬ間際でいいや
君と夢を語り合うのは
死ぬ間際でいいや

ならば、友よ / 野狐禅
疑うのはとっくにやめた
自分が傷付かないために 信じないのもやめた
わたしはもう大切なひとを信じるしかない
どっかの年齢を迎えたときにそう思った

いつか彼女が自信持って、
わたしには味方がいる。だから好き勝手出来るなんだって、前に進めるんだって言えるようになれたらいいなって願ってる

自分のやりたいことも分からない、今でも自分に自信が持てなくて時々苦しくなるって話してくれた時 そう思った
現実的に彼女のことを救えないけどさ
でもそれは自分で見つけなきゃ意味ないし
彼女なら見つけられるだろうなって
そんな気がする
これからだ!いけるぜ!
わたしは負けないぞ〜

岡田が居酒屋で頼んだ「ゆずハイ」が
入浴剤の入った残り湯の味がして不味かった
あれはお酒でもなんでもない
薬の味がしただけ
眠れないのはゆずハイのせい
なに熱くなってるんだか
いや、浮かれてるんだよ ほっとけ

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