「愛してる」なんてつまんないラブレター マジやめてね

絶対絶望絶好調
あんなにかわいかったのにとか言わないでね
さよなら いつの間にかいつもさよなら
絶対絶望絶好調
ごめんね素直にしか言えなくて
さよなら あんなに好きだったけど
きらい きもい きらい

絶対絶望絶好調 / 大森靖子
わたしは好きなものが多く、
それは例えば音楽だったり、
アートであったり、お笑いであったりする。

音楽が好きな人たちが住む世界。
アートが好きな人たちが住む世界。
お笑いが好きな人たちが住む世界。
どの世界も深く住んだ事がないんだ。
もちろん怖いから。(気持ちは別として)
それぞれの世界にたまーに覗き込むと
必ずと言っていいほど
争っている地域がひとつやふたつある

同じものが好き同士なはずなのに
細かいカテゴリーで考えれば別としても
言葉を武器にして殺し合いをし、
関係のない住民までもが怪我を負ってしまうような
場面をいくつか目の当たりにしたことがある

わたしはただそれを見て
ただただ胸を痛む
そういう紛争が起きている中で、自分の「意見」という名の爆弾を投下したところで
果たして平和になるのか
いや、間違いなくそうならない
事が大きくなるだけで、被害者も増えるだろう

美化すればするほど
信仰すればするほど、恐ろしいものはない

だから、わたしはどの世界にも適度な距離を取り
必要以上な表現はしない
きっと近寄れば、傷付くどころか
一瞬でやられて死ぬに違いない。

きっと疲れやすい人や
そういうのに敏感な人は大変だろう
( 自分もそうだが )
そんな人達が、自分の好きを自制するしかない。そういう場所であっても、抵抗を感じるようになったりして、好きから離れるしか手段がないなんて
そんなの何よりも悲しいことだ

過激的に好きでも構わないのさ、別にさ
大げさに例えれば
「神様は存在する!」「神様がいてこその、わたしたちだ!」と思う分には構わなくて
それは個人的な思考の自由なのだから。

でもそれを押し付けるのはまた違うし、
別のものを侮辱するのもまた違うし、
同じ神様を信仰しているひとを攻撃する
必要もないだろうし、
どれだけ神様を信じているか選手権みたいな
他人との比較、競争する必要もないはず。
そもそもそれを神様が望んでいるようにも思えないしね。

生き辛い世の中だよな、
でも別にいいんだよ
悪いことってめっちゃ目立つけどさ
いやでも視界に入ってしまうもんだけど
そこに視点を合わせなくていい
目線を逸らして、明るい方を見てればいい
明るいものを見てれば 楽しいよ
楽しく生きような、一緒に

でも、好きなもんは好きって言っていい
そういう優しい世界に生きてるんだって
わたしはそう信じたい

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